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Glama

amenbo 🐜💧

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DOI

Skims the web without making waves — a Japanese-web-native MCP server for low-impact, token-efficient web collection: outline→section progressive disclosure and diff-only refetches keep context small.

amenbo(アメンボ / water strider)は、Claude Code や Codex のようなコーディングエージェント向けの MCP サーバーです。水面に波を立てずに滑る虫のように、収集先に負荷をかけず、少ないトークンで Web から情報を集めます。とりわけ日本語サイトに最適化しています。MCP クライアントを持たないシェル環境からは、同じコアを共有する CLI としても使えます(CLIとして使う参照)。

なぜ amenbo か

汎用のスクレイピングツールの多くは英語圏の Web を前提に作られており、日本語サイトでは次のような取りこぼしが起きがちです。amenbo はこれらの課題に対応します。

  • 構造化が甘いサイト:div の入れ子やテーブルレイアウトが多い日本語サイトでも、レンダリング結果のジオメトリ(見た目の配置)から本文領域を推定します

  • 文字化け:Shift_JIS / EUC-JP / ISO-2022-JP を自動判別

  • ふりがな<ruby> の振り仮名を除去し、本文の二重化を防止

  • 画像で出す情報:画像化された料金表やバナー中心のページは、テキスト抽出が貧弱なとき自動でスクリーンショットに切り替え

  • 表の欠落・崩れ:リンク密度の高いデータ表(比較表など)は本文抽出時に丸ごと落ちることがあり、そうした表を検出して元の位置へ復元します。本文に残った表も colspan/rowspan・多段ヘッダを正規化し、列ズレを防ぎます

  • 見出しの消失:見出しが編集リンク付きラッパーに包まれたページ(Wiki系など)では本文抽出時に見出し構造が丸ごと失われることがあり、本文が残っている節の見出しを検出して元の位置へ復元します(outline / section の段階開示が安定)

  • 国内主要サイト:Qiita / Zenn / note / はてなブログ / Yahoo!ニュース / PR TIMES に専用アダプタ

類似ツール(公式 fetch MCP / Jina Reader / Playwright MCP / PixelRAG pixelshot)との実測比較は、記事「エージェントのWeb取得、ツール次第でトークンが5000倍違った話」を参照してください。ハーネスと生ログは bench/ にあります。

Related MCP server: Charlotte

トークンを節約する仕組み

  • 段階開示mode: outline で見出しツリーと各節のトークン量だけ先に返し、必要な節だけ section 指定で取得。長大なページを丸ごと流し込みません

  • CJK 対応の本文プルーニング:句読点密度、文字種比率、リンク密度でナビ/広告/フッターを除去

  • 差分応答:一度取得した URL の再取得時、変更が無ければ unchanged、あれば変更された節だけを返します

  • 自動 Markdown/画像切替:品質スコアが低いページだけスクリーンショットにし、壊れた Markdown を読ませて取り直す往復を避けます

  • CJK トークン見積り:日本語は英語よりトークン単価が重いため、文字種別の係数でページ分割の予算を計算します

収集先への低負荷

  • 二段フェッチ:まず素の HTTP GET。JS 描画が必要なページだけ headless Chromium に昇格するので、大半の取得でブラウザを起動しません

  • 礼儀正しいクローラ:robots.txt と Crawl-Delay を尊重、同一ドメインへは直列 + 既定 1 req/秒。リンク列挙は sitemap / RSS を優先しページを舐めません

  • 正直な User-Agent:ボットであることを明示します。anti-bot 回避は実装しません

  • キャッシュ:ETag / If-Modified-Since で再検証し、無駄な再取得を避けます

インストール

npm install -g amenbo

Markdown 取得(通常の fetch / links)はこれだけで動きます。JS 描画が必要な SPA への昇格やスクリーンショットなど、ブラウザ(Chromium)経由の取得を使う場合のみ、初回に一度だけ実行してください(約 170MB のダウンロード):

npx -y amenbo install-browser

または開発用途:

git clone https://github.com/Rererr/amenbo.git
cd amenbo
npm install
npm run build

MCP クライアントへの登録

Claude Code(--scope user は全プロジェクト共通。プロジェクト単位なら外す):

claude mcp add --scope user amenbo -- amenbo

Codex CLI:

codex mcp add amenbo -- amenbo

VS Code:

code --add-mcp '{"name":"amenbo","command":"amenbo"}'

その他のクライアント(Cursor / Cline など)は、各クライアントの MCP 設定(Cursor: ~/.cursor/mcp.json、Cline: MCP Servers 画面の settings JSON)に次のエントリを追加します:

{
  "mcpServers": {
    "amenbo": {
      "command": "amenbo"
    }
  }
}

グローバルインストールを避ける場合は "command": "npx", "args": ["-y", "amenbo"]、ローカルビルドを使う場合は "command": "node", "args": ["/path/to/amenbo/dist/server.js"] を指定してください。

エージェントに使い方を教える(推奨プロンプト)

ツール定義だけでは「段階開示で取る」といった使い方の作法までは伝わりません。以下を CLAUDE.mdAGENTS.md にコピペすると、エージェントが amenbo を効率よく使うようになります。

## Web取得は amenbo を使う

- ページ取得は `fetch`(mode 既定 `auto`)。長そうなページや一部しか要らないページは、
  まず `mode: "outline"` で見出しと各節のトークン量を確認し、必要な節だけ `section` 指定で取得する
- 同じ URL の再取得で `unchanged` / `diff` が返るのは正常(変更なし / 変更節のみ)。
  全文が必要なときだけ `force_full: true` を使う
- サイト内のページを探すときは URL を推測せず `links`(`filter` で絞り込み)で列挙する
- シェルが使える環境で、キーワードで探したいだけの長いページや複数ページの一括収集は、
  CLI で `amenbo fetch <url> > page.md` に落として grep / 部分読みする(本文をコンテキストに入れない)。
  構造を見ながら判断したいページは従来どおり MCP の outline → section が向く
- 日本語以外のサイトにも使える(段階開示・キャッシュ・低負荷は言語非依存)。ただし本文抽出は
  日本語向けに調整しているため、非日本語ページで本文が欠けて見えるときは `selector` 指定か
  `mode: "screenshot"` で取り直す
- 料金表・レイアウトなど視覚情報が目的なら `screenshot`。`scale: 0.5` 程度で画像トークンを減らせる
- robots.txt 拒否や bot 対策による取得失敗は仕様(回避しない)。失敗はそのままユーザーに報告する

CLAUDE.md に書かず、その場のセッションだけに読み込むこともできます。MCP プロンプト対応クライアントでは、サーバーが同じ作法を usage プロンプトとして配布しています(Claude Code では /mcp__amenbo__usage)。

CLIとして使う

amenbo は MCP サーバーと同一のコア(取得、キャッシュ、politeness、抽出ロジック)を共有する CLI としても動作します。引数なし、または amenbo serve は従来通り MCP サーバーとして起動する(.mcp.json"command": "amenbo" はそのまま動きます)ので、既存の MCP 登録には影響しません。

# ページをMarkdownとして取得(標準出力へ)
amenbo fetch https://example.com/

# 長いページはまずoutlineで見出しとトークン量だけ確認
amenbo fetch https://example.com/ --mode outline

# 出力をファイルに落として grep や部分読み(head/sed)する
amenbo fetch https://example.com/ > page.md
grep -A3 "料金" page.md

# サイト内のリンクを列挙(sitemap/RSS優先)
amenbo links https://example.com/ --filter "blog/*"

# スクリーンショット(タイルPNGは--out-dirへ保存され、パスが標準出力に列挙される)
amenbo screenshot https://example.com/ --viewport-only --scale 0.5 --out-dir ./shots

各サブコマンドの詳細は amenbo <fetch|links|screenshot> --help を参照してください。

MCP と CLI の使い分け:

  • MCP:エージェントの主経路。ブラウザ(Chromium)がプロセス内でウォームに保たれ、スクリーンショット等の画像を会話へ直接返せる。claude.ai のようにシェルを持たないホストのエージェントにも届く

  • CLI:シェルスクリプト、CI、デバッグ用途、出力をファイルに落として grep/部分読みしたい場合、または MCP 非対応のエージェント/ツールチェーンから使う場合に向く。1 コマンド= 1 プロセスのためブラウザは毎回起動する

キャッシュ、差分応答(unchanged/diff)、レート制御(robots.txt/ドメイン毎の直列アクセス)の状態は MCP サーバーと CLI で共有されます(同じ ~/.cache/amenbo を使うため)。ただしレート制御のプロセス間共有はベストエフォートです。同一ドメインへの直列化は各プロセス内でのみ厳密に保証され、MCP サーバーと複数の CLI 実行が同時に同じドメインへアクセスした場合、最小間隔が多少すり抜けることがあります。

ツール

fetch でページを取得

パラメータ

説明

url

取得対象 URL(http/https のみ。PDF 可)

mode

auto(既定・品質スコアで Markdown/screenshot 自動切替) / markdown / outline(見出し要約) / screenshot

selector

本文を絞り込む CSS セレクタ

section

outline で得た section ID。その節の Markdown のみ返す(祖先見出しがあれば応答に section_path( 区切りのパンくず)を付与)

page

ページ番号(既定 1)

max_tokens

1 ページの概算トークン上限(既定 8000)

force_full

true で差分応答・定型ブロック除去を無効化し常に全文を返す

パラメータ

説明

url

起点 URL

filter

URL/リンクテキストの部分一致、または * を使った glob

sitemap → RSS/Atom → ページ内リンクの順で探索します。

screenshot でスクリーンショットを撮影

パラメータ

説明

url

撮影対象 URL(http/https のみ)

fullPage

既定 true。false で最初のビューポート分のみ

width

タイル幅 px(既定 1280)

scale

解像度スケール 0.5〜1.0(既定 1.0)。小さいほど画像トークン減

環境変数

変数

既定

説明

AMENBO_CACHE_DIR

~/.cache/amenbo

キャッシュ(SQLite + PNG)の保存先

AMENBO_CACHE_TTL_MS

900000(15分)

キャッシュの有効期限

AMENBO_MAX_BODY_BYTES

20971520(20MB)

取得ボディの上限サイズ

セキュリティ

  • SSRF 対策:http/https 以外のスキーム(file:, ftp: 等)を拒否。DNS 解決した接続先が private / loopback / link-local / 予約アドレスなら拒否。DNS rebinding(TOCTOU)対策として実接続を検証済み IP に固定します

  • ボディサイズ上限:巨大レスポンスによる OOM を防止

既知の制限

  • HTTP プロキシ非対応HTTP_PROXY / HTTPS_PROXY 等の環境変数は尊重しません。SSRF 対策として接続先を検証済み IP に固定する設計(DNS rebinding 対策)と、プロキシへ名前解決を委ねる方式が両立しないためです。上流プロキシ必須のネットワークでは現状ご利用いただけません

  • anti-bot 回避は実装しません:robots.txt 拒否やボット対策による取得失敗は仕様です。失敗はそのまま報告します(収集先への低負荷参照)

開発

npm run typecheck   # strict 型チェック
npm test            # vitest
npm run build       # dist/ へビルド

引用

記事や研究で参照する場合は Zenodo の DOI を使ってください。上のバッジの 10.5281/zenodo.21553636全バージョン共通の Concept DOI で、常に最新版へ解決されます。特定の版を指す場合は、その版の DOI を Zenodo のレコードから取得してください。

機械可読な引用情報は CITATION.cff にあります(GitHub の "Cite this repository" から BibTeX / APA を生成できます)。

ライセンス

MIT

Install Server
A
license - permissive license
A
quality
A
maintenance

Maintenance

Maintainers
Response time
2dRelease cycle
7Releases (12mo)
Commit activity

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